蜘蛛の巣にできる水滴

kaz3yang2005-10-30

気温が下がる季節となってきた。結露や朝露がよく見られる。
蜘蛛の巣にも結露の水滴ができる。
一粒一粒が玉状となっているから、朝日に当たると結構きれいなものである。
結露のお陰で、夏場は知らずに顔について迷惑していたが、このごろでは容易に発見できるために難を逃れている。(^_^;)
一体、この寒空に主はどこで寒さをしのいでいるのやら・・・。

山下 達郎にみる人生論

kaz3yang2005-10-26

謡曲現象学 山下 達郎にみる人生論 (7年前の「礎石」への投稿原稿より)                     大谷 和明(道央フリートーク)


 私は’58(昭和33)年生まれである。不惑の40才ということになる。
 私たちは「愛知のセンチ、東京のシュガー世代」である。(これが分かる人は、通だねえ)
 だから、山下達郎に関してはほぼ同一世代ということで、世の中を見る目というのがどことなく似ている(と思っている)。ほとんど真面目、3%天の邪鬼的性質というのも、どこか自分に似ている(と思っている)。
 だから・・というわけでもないのだろうが、山下の創るアルバムには、よく社会風刺や皮肉を込めた曲が入っていた。例えば、「イエロー・キャブ」であったり、「WAR・SONG」であったり・・
 そんな山下の曲の中でも、自分でもかなり思い入れの強い曲というのがある。
 『蒼氓』(おお〜、一発で変換できたなあ・・)である。

(ここに「蒼氓」の歌詞を掲載してあったが、HP公開にあたり、削除してある)

シュガー・ベイブ時代からソロになって、ライド・オン・タイムでブレイクするまでは「シティ・ロックの旗手」のような言われかたをしていたが、私には疑問だったねえ。
ソロ・アルバムの「サーカス・タウン」は完璧主義者の山下らしくこだわりの音を求めてアメリカまでいって録音してきた。当時のフォーク全盛期の音としては、「city rock」というのが耳あたりのよい批評用語だったのだろう。
しか〜し!自称「レコード・おたく」でオールディーズ・マニアの山下としては、そんな風評はどこふく風だったのであるね。 かくいう、私もライド・オン・タイムで全国ブレイクしたときには、「いよいよ達郎も大衆化路線を歩みだしたかあ・・」なんて、一丁前に思ったものだが、考えてみると、彼の求めてきたものは、聞いて心地よい音楽の原理・原則(この辺をちょっと法則化流に)なのであった。
その後の彼の曲は、メガ・ヒットというものはないが、ジワリジワリと国民愛唱歌的な地位を築いてきたのである。
それは、「夏だ!海だ!達郎だ!」式で有名は『高気圧ガール』。「冬だ!歳末だ!ク
リスマスだ!」式の『クリスマス・イブ』。そして、しょちゅう流れてくるCMソングのおなじみの声。それに加えて、女房であるところの竹内 まりやへのプロデユースと、二つの音楽浸透力と、その音楽性を遺憾なく発揮しているところである。

そんな山下の人間性をかいま見ることができる番組が、日曜午後2時からの「サンデーング・ブック」(JACCS 提供)である。
洋楽オールデイーズ専門番組としては、NHK-FMの「ポップス・グラフィティー」と肩を並べている。(というか、まあ、おたく番組にちょっと、近いかな・・でも、なぜかしら、聴取率が高くて全国FM曲の番組ではベスト5に入っている。不思議?!)
 さて、話を『蒼氓』に戻す。
 MOONレーベル時代の山下は、曲・歌詞ともに自作することが多かった。その前は吉田美奈子・作詞のパターンが多かった。山下の詩は、ちょっとどこか現実離れしたというか、難解なフレーズが多い。

 たそがれが舞い降りる憧れや名誉はいらない。ちっぽけな街に生まれ、華やかな夢も欲しくない。

 ファンタジック・幻想的な歌詞の中の辺々には、山下の本心ともとれる詞を見る事ができる。単に金儲け主義や功名心に走っていたなら、おそらく今日の彼の音楽家としての姿勢はなかったろうと思う。それは、「アーティストなんて言い方を嫌い、あくまでミュージシャンという言い方」であったり、「先生(作曲家や作詞家など広く業界に知れるようになるとこう呼ばれる。政治家がいい例)と呼ばれるほどの馬鹿じゃなし・・」という嫌みや謙遜抜きの対人姿勢にも感じられる。(とはいえ、とにかく、いまだに全共闘時代を象徴するかのような長髪派〜今流=ロンゲ・スタイルは、かたくなだなあ・・)
 その「ほとんど誠実・3%天の邪鬼」ムードは、FMのパーソナリティでの語りに辺々と現れるリスナーへの応対に実によく現れてくる。
 そうそう、山下の下積み時代の報恩の気持ちというのも、準日本風で好きだ。
 「仁」に篤いとでもいおうか。CMソングを手がけることが多いというのはそこに原因がある。曲のフックから全曲を完成させるまでの音創りのこだわりが、永くファンを捕らえる要素がある。
 そうそう、最近CM(ビール)で流れた竹内まりやの「もう一度」なんて、15年も前のものだよなあ。曲の中に込められる「心地よさ」の普遍性というものが、うまく結実したなと思えるのが、アルバム『コージー(cozy)』であろう。
 秋には、『オン・ザ・ストリート・コーナー3』が出るらしい(というのは、ちょくちょく延期になることがあるから・・)が、この『オン・スト』シリーズは山下得意の一人アカペラ(音のかぶせ録り)であるが、これなんぞも、究極のコーラスとしての結果から生まれたものなのだろう。(ちなみに、『オン・ザ・ストリート・コーナー(1)』の初回限定プレスのアナログ盤を私は持っているのだ〜。しかし、『JOY』のアナログはなし・・)
 翻って、教員としての私への影響という点である。これはもう、「遊びは気楽に本チャンは真剣に・・」という山下の行動パターンそのままといってよいだろう。 サークル活動や原稿についてもそう。こういっちゃ悪いが、「礎石」の今回の原稿は軽いフットワーク程度。お金のかかるのは、それなりに襟を正して・・という姿勢。これはちょっと失礼かなあ。でも、どちらもそれなりに真剣なんだけど。

センダイハギ

kaz3yang2005-10-02

これも9月5日 国営滝野すずらん丘陵公園内で撮影したものです。
センダイハギは、私の初任地 えりも町では、6〜7月に咲くとされていましたが、それだけやはりえりもは寒い気候だということでしょうか。
花は見るからに「マメ科」であることを示しています。

ホタルブクロ

kaz3yang2005-09-29

写真は、私の職場近くの民家の庭に咲いていたホタルブクロの花です。
やや色が薄いものでした。鮮やかな紫色のものを撮影したいのですが北海道ではなかなか自生のものが見あたらなく残念です。
代わりといってはなんですが、私が担任時代に指導した子供たちの絵「ホタルブクロの花」をご覧いただけたらと思います。

http://homepage3.nifty.com/ft-otani/bijutukan/top/top.htm

水彩絵の具を使って、にじみとボカシの技術を学ばせました。酒井式描画指導法という指導法による作品です。大変子供たちは気に入って描いていました。雑誌の表紙に紹介されたものも含まれています。

キツリフネ

kaz3yang2005-09-28

札幌南区に国営「滝野すずらん丘陵公園」というところがある。
今月(9月)5〜6日、山の家という施設に5年生の宿泊学習引率として同行した。
写真はそのときのもの。
この後、熊の足跡とふんが発見されたとかで、現在、閉園状態になっているとか。
それはともかく、ツリフネソウはピンク色で、これが黄色いから「キ」ツリフネなんだけど、ものの本をみるとこの花のおもしろい特徴に触れることができる。

ミニチュアシュナウザーの子犬

ミニチュアシュナウザー

長男のところで飼っているミニチュアシュナウザーに子犬が産まれた。
どういうわけか、♀一匹に♂四匹である。
私は、これまでにネコも犬もあれこれと飼ってきたが、産まれると大抵♀の方が多かったのだが、ここは違うようである。(食生活によるものなのだろうか・・)
それはさておき、その一匹だけのメスとオスの一匹は、すでにもらわれていったのだが、残る三匹が未だに新しい飼い主に巡り会えない。
すでに、ワクチンを2回接種完了し、血統書も届いているのだが、誰かもらってくれる人はいないものだろうか?岩見沢近郊の方でいればいいのだけれど・・
ミニチュアシュナウザーは、かつて竹内まりやがアルバム「ポートレート」(だったと思う)で表紙に使った犬だが、その時の犬をそのまま飼い、結構長寿でいたそうだ。
現在、我が家には12歳のゴールデンレトリーバー(メス)がいるが、すでに老体という感じで、顔が結構白くなってきている。
獣医さんに聞くところによると、大型犬は中型・小型犬よりも2〜3年寿命が短いのだそうだ。
大型犬が登場する絵本「ずっと、ずっと、だいすきだよ」(たしか、こんなタイトル(^_^;)教科書でも採択しているところがある)に出てきた犬も大型だったなあ。(絵の話だけど)
主人公の成長をいつの間にか追い越してしまい、当然、先にあの世に逝ってしまうというストーリーで、心打つお話だ。
画像は、親犬の方である。
あれこれお金がかかっているから、3万円でもらってくれる人はいませんかあ?だと。(長男の代弁)